夜はもちろん、朝でも足首がパンパンにむくんでいるのですが・・・
一日中、手足がむくんでいるというような症状に加え、 1週間500gを超える体重増加がみられたら『妊娠中毒症』を疑います。 高血圧、タンパク尿、むくみといった特徴的な症状の中で、 本人がはっきりと自覚できるのはむくみだけなので十分気をつけてくださいね。 症状によっては入院治療が必要になることも。
重症化すると胎児の死亡率が高くなり、母体にとっても脳出血や子宮出血の増加、 胎盤の早期剥離を起こすなど命にかかわる事態を招くこともあります。 妊娠中は、妊娠中毒症を予防するために塩分の1日の摂取量を7、8gにおさえましょう。 塩分を控えるコツは、だしをしっかりとって風味&うま味を出すことです。
とくに、35歳を過ぎてからのはじめてのお産、『高年初産(こうねんしょさん)』は、 妊娠中毒症になる確率が34才以下の初産に比べて倍以上になりますので、 くれぐれも気をつけてくださいね。